ラリマー

感動的
お父さんに対する気持ちが読み手にも上手く伝わってきます。
面倒くさかったり、五月蠅かったり、うっとおしかったり……本当は仲良くしたいと思ってはいても、中々上手に接することが出来ないもどかしさとかが、現実の自分とリンクする所がありました。

終盤に向け次第に弱り行く父とそれでもまだ歩み寄れない娘との距離感が切なくほろ苦く感じます。

親子関係がテーマなのと、ほぼノンフィクションと言う事もあり、感情移入しやすい素晴らしい作品でした☆