裁きのJury(ジュリー)

作者カモケン

いじめを撲滅する組織の話を知ってる?
そんな都市伝説みたいな存在を俺は信じていなかった。
組織に狙われたら決して逃げる事は出来ない。
ほら、貴方の後ろにも……

 希望を持って教師になった筈なのに、どうしてこんな風になってしまったんだろう


 後悔する位ならあの時、少しでも自分で出来る事をしておけば良かった


 そんな後悔の気持ちを抱いている内に自分がまさかあんな出来事に巻き込まれてしまうなんて


 後悔しても既に遅い、彼奴等が近くまでやって来てるんだから


 後は静かに裁きの時を待つ事にしよう


 俺の待つ先にある物とは