人は思考せずにはいられない。その果てに幸福を見出すことも、考えることを放棄したくなるほど苦しむことも。生きる為に考えるのか、考える為に生きるのか[52頁]
人は誰しも『考える』という行為を止めることはできない。
通勤の道すがら、眠る直前、夢の中でさえも私たちは思考を続ける。
それがどんなに前向きなものであっても。
それがどんなに苦痛をもたらすことであっても。
人は生きる為に思考するのではなく、思考する為に生きているのではないだろうか。