伊東ミヤコ

かくとだに……なんて残酷で、綺麗な響き!
幼なじみの咲樹と紫織が、幼い頃から交わした約束、合言葉。


かくとだに


この五文字に込められた、深い想いに気づいたとき。
きっと、読んだ誰もの涙が止まらなくなるはず。


青春は美しく、時に残酷。
優しい分、痛みも伴う。
それでも、好きな人を愛し抜く登場人物たちこそが、抱きしめたくなるほど愛おしいです。


ああ、もどかしい。
この作品の素晴らしさが、全然伝わらない。