闇と光を紡ぐものたち

作者なだ

お飾りの女王ジュリアは、国を守るため摂政の秘密を暴こうと必死になる。一方民はルシェルを主導者として一揆をおこしていた。しかし、次第に国の隠された秘密を知り――

私腹を肥やすことにしか目がない摂政、おじの操り人形だった女王ジュリアは、ある日おじに命を狙われ、国を守るために摂政の隠された秘密を暴ことに必死になる。

一方下町の修道院に住むルシェルは"黒髪狩り"を目の当たりにし、国の在り方に疑問を抱く。

そしてルシェルは国を立て直すため、指導者として女王を倒すことを決意する。

国のため、ジュリアとルシェルはそれぞれ信じる道を突き進むが、次第に国の神話の裏に隠された秘密を知り――


タイムリミットは二年。

彼女らは歴史と神話が複雑に絡み合った、その謎を解き、国を守ることができるのだろうか。



表紙絵: "三木生贄"

赤井羚様よりpixivからお借りしました。