森のくまさん〜森と少年と少女〜

作者白兎ぽち

歪んだ少女を愛したのは
森に住んでるくまさん───
少年───。
そんな少年は少女に愛されない
愛して欲しいと願うのに
悲しい恋の結末は──?

──俺はお前を愛してる。


ごめんね私愛せない──。


──それでも俺は。


それでも私は──。




──愛したいよ──




天使も悪魔も人間も

そんなに変わらないんだと

そう言って語る少女は

悲しい最後を遂げました


愛せないと言った少女は

最後の最後に恋をして

その生涯を終えました


これは後悔の物語

未熟な少女と少年の

悲しい恋の物語