カンナ。

すごく先が気になる
作者の意図にどんどん引き込まれていって、先の読めない展開に誘われる。そして、嘘がどれだけ怖いのかということ。真相を見極められる人間の方が少ないということ。響や美波だけが美羽を分かっていたように。響大好きです。理人や、大樹、斗真、伊織などもいいですが、好きにはなれないな。やっぱり響が一番人間として出来ているな、と。あと忘れてはいけないのが陽菜。あの子は信用できない。もしかしたら、あの事件も、この事件も本当は彼女のせいなんでは、とか、自作自演なんじゃないか、とか。深読みをしてしまう。真実が早く知りたくてたまらない。そして美羽は響と幸せになってほしい。あまり出てきていない、あの人の存在とか、美羽の家族のこととかも気になる。最後は美羽には幸せになってほしいと切に願わずにはいられない。