白馬の王子様に出会う準備は、いつだって出来ている。だけどいつも、魔法が解けるように失敗続き。そんな私の前に現れたのは、強引で甘い俺様社長。この男、信用出来る?
「女の子は綺麗にしていないと」
『どうして?』
「王子様に見つけてもらうためよ」
『王子様?』
「そう、白馬に乗った王子様にね」
家崎 芙美 27歳
【独身】
趣味は、仕事と女磨き
付き合った男は、数知れず
だけどまだ、
王子様は現れない。
「それって俺のこと?」
現れたのは
白馬に乗った悪魔!?
『改名したら!?』