ぐっさん
アクション大作
まずは深く見事に練り上げられた世界観。
美柳町という架空世界を、その風光明媚さを読み手にリアルに感じ取らせる作者様の美柳町に対する愛情と卓越した描写力に脱帽。
これが初めて書いた作品とありました…何と言うか末恐ろしさすら感じさせる才能だと思います。
舞台がしっかりしていますので、登場人物達がどの様に暴走しても、ストーリーが破綻しない安心感がありました。
捻りのあるキャラネーミングや男が歓びそうなサービスカット、スピード感溢れるバトルシーン…等々作者様の細やかなこだわりも本作品を語る上では欠かせない好材料だと思います。
唯一気になったのは、物語中後半クライマックスが長すぎて少し読気を削がれると感じたぐらいです。
今後も作者様の創作活動に期待します〆