好きなだけ貶めて、見下してよ。
ずっと、ずっと
それこそ永遠に
何も知らず
何気づかず、悟らず
ずっと、ずっとずっと
死ぬまで永久に
遥か高みから
優越感に浸って、幸せを見続けていてほしい
努力することも過去に置き忘れてきた
だって無駄だったから
でも───
諦めていた世界に色がついた瞬間だったの
失くしたくないって思ったの
だから───
手の届かない遥か高みから
永遠に幸福に浸っていてよ
「私のコト、知らないの?」
「悪評名高い──衛宮莉梛サンでしょう?」