日下奈緒

ちょっと不思議なお話
最初、真冬が裕一をからかってるだけだと思っていました

妖精のように妖しい真冬と、ちょっと現実系の裕一の、淡々とした会話が《冬の始まり》みたいで

どんなストーリーが待ってるんだろうと、内心ドキドキしていました


期待は裏切りませんでしたね

真冬に惹かれていく裕一の、純粋な気持ちも、時にせつなかったり時に後ろから背中を押してあげたくなったり…

真っ直ぐに真冬に向かっていく裕一から、目が離せなませんでした


真冬も一途に裕一だけを想っているところがよかったです

妖精のように振る舞わなくてはいけない彼女でしたが、天然である意味妖精(笑)

「私は冬の妖精です。」というセリフは、彼女にしか似合わないでしょう


ラスト 裕一のセリフで
「冬の妖精もいいんだろうけど、オレの恋人で我慢しろ。」というのは、もう名言です!