行く宛のない私を拾ったのは双子の兄弟、ハルと響。片方には心を、片方には身体を奪われる。優しさと冷たさ、真逆の魅力に囚われた私。3人の歪んだ同棲生活の末には…。
私がハルと
天に届きそうなあのマンションで暮らしたのは
たった一週間だった
七日目の朝、ハルは死んだ
私の目の前で堕ちた
響、ハルを返して………
‡イラスト 埜乃原 絢様‡
◇◆この作品を埜乃原 絢様に捧げます◆◇