mel
良い作品です!!
1〜5まで読み終えて、悲しかったり、笑ったりして喜怒哀楽が物凄く激しい作品だと思いました。
暴走族と言っても、学校(生徒会室)が舞台であり、つまり文化祭とか修学旅行のシーンがあるわけで…こんな学校生活を送りたかったなぁと、読んだだけでも楽しい気分になりました。
その反面、登場人物一人ひとり抱えているものがあって、特に奏の過去に凄く印象があります。
瞳は過去の記憶がなくて自分自身を恐れているけど、奏は過去の事を忘れたいと思う。
どっちの方が辛いのかと言う問いかけに答えは無いと思いました。比べる事が出来ない程、どっちも辛いからです。そのシーンはとても考えさせられる良い話だと感じました。
最後に、物語の展開上、昴とくっつくんだなぁと思っていましたが、私は奏とくっついて欲しかったと思ったり…。昴が悪いと言う訳ではなく、ただ私が5人の男子生徒会役員の中で奏が一番好きなだけですが。