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溺愛より、狂愛
序盤の方では、『総長に仕えた姫』に似ているような気がしたのですが、読み終えた今、また一味違う狂愛な作品に出会い、楽しく読ませて頂きました。

世凛の重い愛に何度も惹かれてしまいました。私はあの公園で初めて会ったと思ったのに、本当は病院でしかも世凛が一目惚れだったとは…。そして、都季に会うために公園にいたとは…。もうこの頃から異常な愛だったのかも知れないと思いました。
他にも、紗の可愛さや、水瀬の纏め役?見たいなキャラクターも個性的で凄くいい感じで格好良かったです。

都季と弥帝の関係は、決して許されるべきではないけど、愛し方を間違えてしまっただけで悪いやつではないと思います。弥帝とは苦しい部分もあると思うけど、仲直りが出来る未来があればいいなと思います。

番外編は、特に都季と世凛の溺愛、狂愛っぷりを見ることが出来て良かったです。番外編の続きを楽しみに待機しています!