EMI

近すぎる存在
もっと可愛い事や素直に話たいのに近すぎて言えない、意地悪しちゃう。
そんな乙女心が繊細に描かれていてとても共感できました。
いつも一緒にいたのに、いつの間にか見えてる空の高さが違うように感じてしまう不安。一緒にいすぎたからわかる感覚ですよね。
いつまでも同じ高さから空を見たいと言う亜子の気持ちが、あぁわかるなーと納得させられました。
キョウも好きなのにどう接していいかわからない、好きだからわからないと言う気持ち、身長に悩む男性のコンプレックス?プライド?を上手く表現していると思いました。
双方の気持ちを表現しているので 亜子とキョウの焦りや恥ずかしさ好きと言う気持ちが読んでるこちらにまで伝わり、ドキドキ、ハラハラ時には歯痒さを感じて読み進める事ができました。