暴走族なんかじゃない。
ただ、走るのが好きな奴らで集まって、うける風を感じていただけなのに。
たまに絡んでくる奴らを上手い具合にかわしていただけなのに。
いつしかあたしたちは、
“チーム”として見られるようになっていた。