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心と向き合う(妊娠への嫉妬)人は自分の心を意識しないで1日を送ることはまずありません。しかし、どれほどの人が真摯に己が心と向き合えているでしょうか?この作品では社会現象から日常生活までを題材にとり、人の心、自分の心を的確に描写、分析しています。様々な題材のうち、一番わたしの心を揺らしたのは、第11節野「おめでとう」と心から言えた日です。同僚の妊娠に対する嫉妬や悲しみを赤裸々に語っています。建前だけで流してしまいがちな自らの負の感情とも、作者様は真摯に向き合っていらっしゃいました。真の心のオアシス、安らぎはこのような真摯な姿勢から生まれるのではないかと、改めて目を開かれたように感じました。ありがとうございました。