宮澤由衣

感情移入しすぎました
私は、ずっと純平と夏がくっついて欲しかったので、サンが出てきてからはイライラしまくりでした。もどかしくてイライラして、途中読むのをやめようかと思いました。けど、読むのをやめてしまったら勿体ない気がして、全部読ませて頂きました。内心、とても嫌っていたサンが自殺するシーンは自然と涙が零れて、声を抑えるようにして泣きました。サンの、夏に似た無意識の優しさを知って、夏を壊したのは許せなかったけど、サンを想って泣きました。

AKuBiyさんの著書には、人が亡くなってしまう描写が多い気がして好めないところもありましたが、この作品はそれさえも愛おしく思えてしまう程度には好きだと思いました!!!