風鈴は僕らに似ていた【完】

作者あさひ夢菜

高2の夏、いつも通り家に来た幼なじみは、とんでもないことを言い出しました。泣く私たちの端で風鈴が揺れる。もう、この恋は叶わない。

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夏、風に揺れる風鈴は、



僕らに似ている。



確かにそこに“恋”があった。




鈴はらにていた




「好きだった」


「……うん」




この夏は一生忘れない。




企画小説しゃぼん玉提出

8月のお題『風鈴』