あまのiん

世界の歴史は勝者が作る
ぐいぐい引き込まれて読めるファンタジー。

世界の異端者・忌むべきものといった容姿の主人公スイが少女テスと出会い、その違和感に気づき始めます。

話の序盤なので、その違和感が何なのかはこらなのですが、自分の信じていた世界観は誰が作り、何が真実なのか?といった複線を感じます。

ドラゴンや魔女といったファンタジーの王道を行きつつも、作者のちりばめる謎、主人公と姫君クレアとの恋などを、軸に個性的に仕上がっていています。

コレからもっと面白くなりそうな作品でした。