七条朱鷺
これは勿体ない。
久しぶりの良作。いや、このサイトで小説読んだの自体久しぶりですが…。
物語の世界観というか、設定がとにかく好みでしたはい。
異端と言われる黒髪黒目の主人公スイの苦悩というか葛藤?もきちんと描かれており、主人公を取り巻く登場人物たちが個性的でいつの間にか物語に引き込まれていました。
更新分まで読ませて頂きましたが、続きが楽しみで仕方ありません。
ですが、それと同時に残念で仕方ありません。
まず誤字が多いこと。それから序盤で多くみられた気がするのですが、擬音語が使われていたり三人称なのに口語が混ざっていたこと(わざとだったらすみません)は読者目線ではマイナス点に感じました。
特に擬音語についてはせっかく素敵な世界観を表現できる文才をお持ちなのに、非常に勿体ないなあと思いました。
そして何より世界観の深さというか濃さ故にこのサイトのように恋愛小説メインのサイトでは、埋もれてしまうであろうことが残念でなりません。
ファンタジー好きの私としては是非同じ嗜好をお持ちの方にオススメの作品です。
長くなりましたが、更新がんばって下さい。