CHELSEA ~チェルシー~ 【完】

作者

飴が大好きな、私の前の席の彼は本当にチェルシーが大好きです。・・そして、そんな彼のことが私は大好きです。



私の前の席の彼は言う。








「チェルシー、食す?」









彼は、『食べる』とも、『食う』とも言わずに、『食す』という。






そして彼は今日も、ミルクティ味の幸せを、私の手のひらの上にのせる。











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