君と私と秘密基地 【完】

作者

君が好きで、それしかなかったのに。いつからねじれてしまったのだろう。二人だけのこの空間はいつのまにか、音もなく、崩れていった。



そこは、とても静かな世界だった。





うるさい騒音から逃れられる、唯一の世界だった。





君と私を繋ぐ、世界だった。





君がいる世界だった。







私と君だけの秘密基地だった。