幸せな少女。どん底にいる男。星の光が月のように明るい夜2人は出会う。2人が再会した時少女は笑いと涙を失っていた。切ない想いを胸に幸せな結末に向けて物語は動き出す

ほしづきよ【星月夜】

[意]よく晴れていて星の光が月のように明るい夜。




『笑ってろ。お前だけはこの糞みてぇな現実を笑い飛ばしてくれよ』


彼はそう言った。

だから笑った。

笑って笑って、そして笑えなくなった。


「もう笑えねぇよ。」




『生きろ』


彼はそう言った。

その言葉だけで私は生きている。

死に場所を探しながら生きている。


「お陰で私は自分じゃ死ねない」




阿部 千衣子(あべ ちいこ)は、ちっちゃくて口が悪くて手も早い一年B組の問題児。

笑いと涙を失った少女が再会したのは、一人のでっかい男でした。



2009/10/25~2010/1/29


最高ランクは41位の様子


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みゅら。さんレビューありがとうございました。