幼い頃から一緒だった。高校生になった今でも一緒。なにも変わらない日々。ただ彼はある日からわたしに囁くようになった言葉がある。「ねぇ、すき」
ただの幼馴染で
ただのお世話がかりで
ただ彼女のことが好きな
彼が今日も耳元で囁く言葉
((ねぇ、すき))