好きな人は、いない。忘れられない人は、いる。「ねぇ、センパイ。俺が恋の仕方、教えてあげる。」「…結構です。」恋のイロハを学びましょう。
なんでかな。
好き の言葉は重くて、尊くて、脆くて。
私には、扱いきれないの。
年下が大の苦手な私の前に、漫画から出てきたみたいな王子様。
「ねえ、センパイ。恋の仕方、教えてあげる。」
「結構です。」
恋のイロハを学びましょう。