リアルな死を垣間見た瞬間だった。



「俺が信じられんのは、

ボスの言葉と自分の腕だけだ」


─深い闇に心を閉ざしている朱髪と、



「裏切りに慣れちまうと、

人を信じる事が無意味に思えてよ」


─孤独色の瞳を持って笑う紺髪。



─二人と出逢って世界が変わった─