雫ちゃんにメロメロです
この小説を読んだのは三度目です。
一度目は、まだ壱か弐が更新されている頃。
二度目は全部完結してから一気にもう一度。

そして何年か振りに今日三度目を。

とりあえず思ったのは、私自身が成長できてるのかもしれないってことです。だってなんか全然違いました、以前読んだときと。

「自分を自分にする」とか「矛盾」とか、登場人物たちの言葉の意味、細かい描写の中で表されていた大切なことなんかも、分かったつもりで全く分かってなかったんだなって思いました。

やっとそれぞれの気持ちを理解できた気がします。

とにかく読んでよかった!

こんなに温かい居場所も、愛せる人も愛してくれる人も、心を許せる友達もいないし、自分を見失うどころかまだ見つけられてもない!っていう悲しい現実だけど…

今悩んで苦しんでることも無駄じゃないって思えた!

親にも誰にも教えてもらえなかった大切なたくさんのことを、この小説に、っていうか楓零軒さんに教えてもらいました。

私にとっても特別で大切な小説なので、もっと多くの人が読んで、同じような思いを共有できたらなと思います。