誰かと比較して生きるなんてバカげてるって言ったのは誰だったろう。忘れもしない、彼だ。
誰かと比較して生きるなんてバカげてるって言ったのは誰だったろう。
忘れもしない、彼だ。
比較してばかりの私に、彼は背中を押してくれた。
でも結局、彼は私を選んではくれなかった。
そんなことは、最初から、わかっていたことだ。
ただ目をつぶって、幻想を抱いていただけなんだ。