2011.2.27 《完結》
公式「夏恋」参加中
- 最終更新日
- 2014/08/07
- 作品公開日
- 2011/01/24
- ページ数
- 完結 33ページ
- 文字数
- 10,147文字
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作品コメント
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- アオイ
一途で純粋な気持ちがもたらした再会。淡くて甘い、ミルクティー色の可愛い恋。 読み終わった後、とてもあたたかい気持ちになれました。 あずさの恋の相手は、二人とも同じ人だった……。その偶然は偶然に思えず、やはり、翔とは出会うべくして出会ったのだという気がしました。 表面的には、カフェで見かけるミルクティー飲みの男の子を忘れたつもりでいたのかもしれない。けれどあずさは、心の奥深くではその男の子のことを覚えていた……。そんな描写が丁寧・繊細に描かれていて、どんどん引き込まれていきました。情景もとても分かりやすかったです。 最後まで、あずさの恋はどうなるのだろう?と、切なくなったりドキドキしながら読み進めていました。 「翔に好きな人がいても、話しかけられると嬉しい」そんなあずさの片想いの心境が純粋で可愛く、健気。翔と初めてカフェで待ち合わせした時の緊張感もリアルに伝わってきて、あずさと共にドキドキしてしまいました。 恋に対して、前向きで明るい気持ちになれる、可愛い恋愛小説だと思います。 cocona様、素敵な作品を、本当にありがとうございました。 これからも応援しています。
- 湊 絢香
出会い 人と人との出会い方について考えさせられる作品でした。 最初は見ず知らずの相手に恋をし、しかしあろうことかその彼は自分の姉と付き合ってしまい、失恋という結果に終わってしまう。 しかし二年後、また恋をしたその相手はあの見ず知らずの彼だった…。 見ず知らずの相手ではあったが、一時期姉と付き合っていたという遠いようで近い関係が親近感をわかせ、しかも何度か姉妹で相談していたということもあり、状況が把握しやすく、読みやすかったです。 広いようで、世界は狭いですね。
- 蓮水詩織
ミルクティー 自分の想いを伝えられないままの失恋。 けれどその初めての恋を忘れられない女の子の気持ちが、とてもよく伝わって来ました。 そして少し経って、気付かないままにまた同じ人に恋をする。 それが素敵だな、と思いました。 ミルクティーのような甘さがありながら、爽やかな作品です。