西野 凜

好きな人の幸せを願う気持ち
表紙に惹かれて読み始めたのですが、表紙からは想像できなかったコミカルな会話に惹き付けられました。


ストーリーが進むに連れ、二人の思い出や残された純や夏生の家族の気持ち、先立った夏生の気持ちを知る度、胸が締め付けられる思いでした。


ラストの会話には、鼻の奥がつんとしました。


切ないけれど、優しくあたたかい気持ちになれる作品でした。