幼い頃から寂しさを抱えて育った朱里。1日でも早く自由になりたくて、大学入学を期に憧れのひとり暮らしを始める。彼女が暗闇にいたとき出会ったのは、弟みたいな男の子。

ずっと寂しかった…。

初めてなんだ。こんなにも誰かを想ったのは。ずっと続くと思ってた時間はまだ止まったまま…。

今でも私は、帰ってくるはずのない君の帰りをここで待ち続ける。