恋し恋され、恋い焦がれ

作者鏡桂

あれは、運命だったのか
それとも、必然だったのか
戻れるのなら、あの頃に
戻るなら、あのときに
それが、他の人を傷つけるとしても
あのときの道を、もう一度


あのときは、必死だった




誰よりも、あなたのことが好きで



誰よりもあなたの傍に居たかった



許されるのなら、



もう一度、あなたと巡り会いたい



出逢ったのが、必然だとしても



そこから、運命は廻りだす