生き別れの双子の姉弟。

そんな俺を救ってくれたのは一人の男。
アイツを救ったのは、敵対している暴走族の総長だった





「ハルト。


私ね、ハルトのために頑張るから」



「・・・・フウカ?」






一緒ににいるはずなのに、いつも遠かった。




でもそれは、


______________________『ハルトが何も知らないだけで、』



______________________『フウカが世の中を知りすぎていて、』




お互いがお互いを怖がってただけだった










「私は、何がしたかったの・・・?」



「俺は、どうすれば、いい・・・?」





そんな片割れを救ってくれたのは、世間から非難されている





「ここに、来い。救ってやる」





アイツだった。