「選ぶのは、茜ちゃんだよ」
既に答えは分かっているくせに、私の口から言わせようとしている。
他に選択肢なんて、ある訳無いのに。
「茜ちゃんの幸せは、保障する。欲しモノは何でも手に入れてみせるし、何一つ変わらない」
愛おしそうに私の手を頬に擦り付け、甘く囁く。
誰もを惹き付ける容姿とオーラを持ちながら、私だけに固執する彼。
「私の事を・・・もっと信用して」
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あくまでも空想のお話です。
団体名等、実在する団体とは一切関わりありません。