ある年の夏、僕は突然に恋をした。それはとても甘くて、冷たくて。まるで氷菓子のように溶けていく。僕は夏が来るたび、君のことを思い出す。
僕はあの夏、一つの恋をした
長いようで短い夏休み。
君に会ったのは、そんな夏のある日のこと。
君の笑顔と、お祭りの音と、
君の悲しそうな切ない顔が今も忘れられない。
僕は夏が来るたび、君のことを思い出す。