君の音を、声を

作者きい*


臆病者の


真っ直ぐな先輩



決して、交わることはない



――――――――*


平凡少女な私は


天才ピアニストの先輩に



片想いしていた


*――――――――



苦しくて、切なくて


でも確かに先輩に


恋をしていた