『死ぬな』

『何で…?』
『どうしても死にたくなったら
殺してやる
けど今は、まだ死ぬな
俺が助けてやるから…』
抱きしめてくれた腕は
とても温かかった




『GAROWー牙狼ー』のトップにたつ男


全ての系列のトップの男




銀色に輝く髪を靡かせ

一人で獲物に喰らいつ姿は

まさに『狼』そのものだった…。



そんな男に、あたしは拾われ守られた








『いい加減に気づけ。

お前は、俺に守られてるだけでいいんだよ』






『そんなんされたら

甘えちゃう』



『甘えとけ。』