NOEL
冷めたココロ
人気者の双子の妹をもつ梓。
妹にコンプレックスを抱き、周りから自分を認められない事で、どんどん冷めた性格となった。
けれど、そんな梓は暴走族の人間に出会う…──。
そんなシリアスな始まりであり、梓の“孤独”がひしひしと伝わってくる、
淡々とした文章に引き込まれていきました。
また、冒頭は梓の冷めたココロが際立つ始まりであり、辛い現在を生きているのだと、強調させる内容に圧倒されました。
けれど、幸人たちと関わって行くにつれ、少しずつ明るくなっていく様が
なんだか嬉しくなる作品でした。
きっかけは些細なものだけれど、幸人たちとの出会いが梓を変えて行くのかと、続きが楽しみです。
ぜひ、二巻も読ませていただきます。
更新、頑張ってください。