私のライバルは男の娘。

作者


軽くウェーブのかかった長い髪をなびかせ走る女の子はみんなの注目の的。


でも女の子はみんなの目など気にせず1人の男の子に近づき、


「椎名くん!おはよっ好き!付き合って!」


今日も告白する。




「ちょ、新山ぁ―――!!

さりげなく告白するなぁ―――!!」


私は今日も告白を阻止する。




私のライバルは男の娘。