16歳になって、私は初めて“恋”というものを知りました。
私は16歳で初めて学校へ行きました。
そして、初めて好きな人ができました。
「ゆり、大丈夫か?」
「...泣くなよ、お前の可愛い顔が台無しだろ」
「ゆーりー、クレープ食いたい」
優しくて、
とにかくかっこよくて、
でも、時々甘えんぼうで、
そんな彼が、大好きになりました。