ごく普通の家庭に生まれた女子高校生 冬華は同じクラスのお金持ちの家の子 羚(りょう)に恋をする。きっかけは甘く展開は苦い。そんな二人の結末はいかにっ―。
恋とは苦くて甘いもの 甘くて苦いもの。
うまくいかないのが当たり前。
片想いは楽しい、両想いは苦しい
なんて誰が言ったの?
片想いだって苦しいよ…。
なのに君はいつだって罠をしかける。
甘くて優しくまとわりつく温かいのに時として鋭利の刃にかわっていく罠を―。