幼き頃からの憧れ
「あの人みたいな冒険者になりたい!」
夢を強く思い描き、少女は成長していく
そして月日は流れ……
シェイルは15歳になった
憧れだった冒険者への道を歩む日
だが……
「だ、誰っ!?」
「私はアナタ……
アナタは私……」
シェイルの中に現れた、もう1人の自分
前世の人格
小さな波紋は、さざ波となり
今、大きな波を呼ぶ
幻想が織りなす世界
『シェイル』
今、その幕があける……
「あたし……
ぼーけんしゃになるぅ!!」