亢竜の涙(しずく)

作者GAIYA

遥か昔


海を隔てた世界の果てと言われる所に


倭国(ワコク)と火の国という二つの国が有った


倭国は金脈を手に入れるため火の国を侵略し

莫大な財源を手中に収めた


生残った若き丞相“祥貴志”率いる火の国の残党が


祖国を取り戻さんと


あちこちに現れては倭国を脅かすなか


倭国の将軍“阿修麗”は平和への道を模索しようとする