弟に抱かれた夜―――…あの夜の贖罪はあまりに大きくて――…コウ、もう1度あたしを抱き締めて…。あなたに出逢ったときから、彼はあたしの弟なんかじゃなかった。
「俺を捨てたのは…、マコだろ…?」
――byコウ
「―――っ、違うっ――…」
――byマコ
【どうか…】
【あたしを――】
【嫌いにならないで――…】
※フィクション
20111年書籍化作品