図書館の魔法

作者或斗

何も起こらない平淡な日々。それを変えたのはあなたとの出会い。自分ではどうしようもない物を背負った二人が出会ったとき運命は動き出す―――

``障害者``



それだけで人は離れていく



友達なんてものは存在せず



関わりのない日々



ただ一人の人を除いて



趣味は一つ



本を読むこと



本の中なら自分の事を忘れられる



でも、それすら人々は否定する



なぜ駄目なのだろう



``障害者``だから



わかってる



それでも、夢ぐらい見させて



それ以外望まないから



貴方ならわかってくれる



そう信じていた



貴方は何故―――



神様は意地悪だ



わたしから全てを奪っていく