平凡を壊され恐がる少女と
そんな少女を見て
ただ隣で星空を見上げる少年の

ちょっとした小咄

「一年間、待っててくれてありがとう」

君の過去に触れたいな

私の過去に触れないで


突然起こった平凡を壊した日


二度、戻らないのだろうか

「一年間、待っててくれてありがとう」


平凡を壊された少女の御咄