キミは私の愛を摘む。【完】

作者桜瀬 亜夢

25歳の誕生日に、私は決断する。もう【彼】に私の恋の邪魔はさせないと───。表の世界で輝く彼との縁を切って、私は女の幸せを手に入れる……はずだった。









メイクの仕方も、お酒の種類も、


人との付き合い方も全部、ぜんぶ。





"大人"になったら、もっと


何もかもが上手くいくものなんだって、




そう、思ってた────。















「だって俺の方がどう見たってイイ物件でしょーが」


「……そんな事自分で言ってさ。恥を知れ馬鹿め」









「いーじゃん。俺とマチガイ、起こしちゃおっか」


「週刊誌にこのネタ売ったら幾ら貰えんの?」







私は貴方に、


貴方は



想いをすれ違い合わせるの。












◇らんど10th企画の短編小説です。

◇イイね・レビュー・感想は泣いて喜びます!

◇誹謗・中傷・批判等は一切不必要です!

◇レビューのお返事・更新状況などは全て▶▶Twitterにて。

((気まぐれにTwitter限定ストーリーを配信しています!))

((感想等、此方に飛ばしてくださっても大丈夫です!))