思い出すだけで、
ふわりと甘い気持ちが蘇る。
「 それって多分、“ 恋 ”かもね。 」
気付けば、
彼中心に回るあたしの世界。
「 “ 好き ”って、どういうこと? 」
もやもやは、
あたしを何度も悩ませる。
「 好きだよ。 」
そしてまた、
あたしの世界は彼中心。
「 謝らないでよ、ありがとう。 」
世界が回るのを止めたのも
――…彼なのでした。
(( 幸せがずっと続けばいいのに、 ))
恋愛不器用。