ミルクとブラックコーヒー。

作者りり15

失恋した日。バイト先の静かなカフェに入ってきた年下の新人は同じ高校の学園人気投票№1の硬派男子だった・・・。恋の仕方を知らない二人の恋行方は・・?

「いつもの・・・

ブラックっすよね・・?」






「・・・今日は・・ホットミルク。」









隠れ家とも言える、バイト先のカフェ。



見ない顔。




エプロンの下は、

あたしと同じ高校の制服。















「校章・・緑。」




一つ下のその人は、




あたしに温かいミルクを入れてくれた。













年下の彼はあたしよりも大人で。


いつでもまっすぐな目をしていた。











学園人気投票No.1後輩男子


×


恋愛不器用No.1先輩女子













もう。恋なんてしないって決めたのに。